〒544-0012 大阪府大阪市生野区巽西1-9-10
今回は、東大阪にある築年数10年ほどの鉄骨造3階建ての住宅です。
お客様からご依頼を頂く前に外壁の状態などを調査させていただいたのですが、放置をすると後で雨漏りにつながる破損箇所が複数見つかりました。
この様に外壁サイディングの目地のシーリングが剥がれています。
また、ビスを打つ位置が目地に近かったので、割れています。
このようなシーリングが剥がれてきている箇所が複数個所ありました。
外壁サイディングに用いるシーリング材は、雨漏りを止める効果だけではありません。
外壁というのは車が通った時や風や地震などで常に揺れます。
ただし、サイディングの外壁は何枚も貼って作っていくので、建物が揺れた時にサイディング1枚1枚が別々の動きをするので、ぶつかり合って割れないように少し遊び幅を持たせています。
この遊び幅が目地です。
シーリング材に弾力性がある理由は、揺れを吸収して必要以上にサイディングに力が加わって割れる事を防止する役割もあるのです。
目地の両端にカッターを入れて、ゆっくりと古いシーリングの撤去を行います。
シーリングを撤去したら、次はマスキングです。
この様に目地に沿って貼っていきます。
シーリングの前にプライマー材を塗布しています。
プライマー材は、簡単に言うと接着剤です。
これを塗布するのとしないのとでは、シーリングの持ちがかなり変わります。
最悪の場合1年もせずに剥がれることもあるぐらいです。
機械を使ってシーリング材を撹拌(カクハン)。
※撹拌とは、かき混ぜるという意味。
シーリング材の撹拌不良が起きると、固まらなくなってしまいます。
固まらないと期待している接着性や弾性がでないので、すぐに剥がれたりするので、最悪の場合は雨漏りに直結してしまいます。
撹拌不良を起こさないためにも、確認を怠らず機械を使って行います。
シーリング材の充填をしたところに押え仕上げを施していきます。
こうすることで、見た目もキレイになり、接着性も上がります。
押え仕上げを行ってマスキングテープを剥がせばシーリング工事の完了です。
アルファーサービスでは工事が終わった後、施工前から施工後までのプロセスを追ったアルバムのプレゼントをさせて頂いております。
実は、このアルバムを見たお客様に良く言われる言葉があり、今回もいただきました。
「施工前ってこんなんやったんや、ホンマにキレイなったなー」
工事が終わってしまうと、前の状態をなかなか思い出せないので、皆さまから喜んで頂いています。
シーリングは一般的に外壁塗装などよりも、耐用年数が短いことから、うち替えを行う頻度が高いものです。
うち替えのタイミングは、指で触った時に硬くなってきた場合やひび割れが入ってきた時です。
また今回のように、剥がれてる場所があれば、早急に打ち替えをオススメします。
大阪でシーリング工事ならアルファーサービスにお任せください。
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