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今回のご依頼は、大阪市住吉区手塚山にある中古一戸建てのタイルの張替え工事です。日頃からお世話になっている不動産会社様より、お声かけいただきました。
築25年は経つかと思われる3階建ての中古邸宅の一番のお困りごとは、壁面タイルからの雨漏りでした。割れたタイルやひび割れた壁面から浸入した雨水が、住居内の壁や柱を濡らし、大きなシミをつくっていました。
現場を拝見したところ、割れたタイルの他にも、壁面の目地(めじ。レンガやコンクリートブロックを積んだ際にできる継ぎ目や隙間の総称)に問題がありました。工期が短かった昔のやり方で目地の中にセメントが詰まっていない箇所がいくつもありました。
そこで、浮いたタイルや割れたタイル張替えの他に、目地全体への目地セメントの流し込みをご提案しました。
タイル張替えの施工手順を簡単にご紹介します。
① 足場を組みます。
② 外壁の打診調査(外壁の現状把握のために行う調査。打診用のハンマーを用いて、壁をたたき、打診音でタイルの浮きを調査します)を行い、タイルの浮きを調べます。
③ 割れているタイル、浮いているタイルを剥がします。
④ タイルの張替えを行います。
⑤ 目地(めじ)に目地セメントを詰めます。
⑥ 酸性の薬品を用いて、手洗いで洗浄します。
⑦ 雨漏りのチェックを行います。
タイル張替えを行い、目地セメントを詰め込んだ後は、いよいよタイルの洗浄ですが、そこにはあるコツがあります。それは酸性の薬品で手洗いすることです。目地セメントを詰める際についた汚れや、タイルに少しだけ飛び散ったセメントも綺麗に洗浄できます。
何故なら、目地につめるセメントはアルカリ性ですので、酸性の薬品で洗浄することで、中和されるのです。このように細やかな箇所に気を配りつつ、タイル張替えは行われていきます。
今回の物件は雨漏りにお困りでしたので、最後のチェックに心を砕きました。タイル張替えにより、当初の懸案だった壁面やベランダからの雨漏りもなくなり、お客様も一安心されました。
中古戸建てのタイル張替え、雨漏り対策も承ります。アルファサービスへお気軽にお問い合わせください!
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