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本日ご紹介する防水工事事例は、大阪市中央区にあるマンション案件です。1Fに会社が入っていて、こちらの会社様の別の物件で以前お世話になったのですが、このマンションもそろそろ防水工事をしたい、ということで施工させていただくことになりました。雨漏りはなかったのですが、新築から約20年経っていましたので、メンテナンスとしての施工となりました。
今回、屋上の広さは271平米で、改修前はコンクリートだったのをウレタン防水で施工しました。ウレタン防水というのは、液体状のウレタン樹脂を下地に塗り、塗布した樹脂が硬化することによって防水層が形成される工法です。下地の形状に馴染みやすく、複雑な形状をした場所でも継ぎ目のない完全な防水膜を加工することができるのがメリットです。
ウレタン防水のその他の長所としては、下記が挙げられます。
① 簡単な工法なので、工期が短いこと。
② 安価であること。
③ 臭いも発生せず、熱の発生もないので、周辺環境へも優しいこと。
このような長所があります。
施工手順を簡単に説明いたします。
1.屋上の下地のコケなどを撤去し、高圧洗浄で汚れを取り除きます。
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2.目地にあるエラスタイト(樹脂製の目地材)を撤去して、コーキングで復旧します。
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3.プライマー塗布で下塗りをします。プライマーは、下地と次に塗布するウレタン樹脂との密着を高める役目を果たします。
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4.補強材としてメッシュクロスを張ります。
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5.ウレタン樹脂を流します(1回目)
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6.乾燥した後、さらにウレタン樹脂を流します(2回目)
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7.最後にトップコート塗布して施工完了となります。トップコートは、ウレタン層を紫外線等から守るための保護コートになります。
屋上防水工事では、施工工程はだいたい決まっているのですが、最初の下地処理は様々です。もともと防水材を施している下地であったり、お客様がホームセンターで買ってきた防水材をご自身で塗ってあったり、人工芝を敷いてあったり、コンクリートであったり・・・。
また今回は、新築時に施工されていた立面のアスファルトルーフィングがボロボロになっていたので、雨水進入をさけるために、それらをめくって撤去しました。
マンション屋上の防水は、雨漏りが起こってからでは被害も大きくなります。計画的なメンテナンスが必要になりますので、大規模修繕時などには、ぜひ大阪のアルファサービスにお問合せくださいませ。
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