防水工事で屋上からの雨漏りをストップ~大阪府大阪市~

防水工事後

施工前

防水工事施工後

施工後

基本情報

・施工年月
2015年11月30日
・地域
大阪市西区
・建物種別
鉄筋3階建てビル
・平米数
55㎡
・材料
ウレタン防水通気緩衝工法
・導入コスト
50万円
・工期
1週間

施工内容

・改修前施工内容
屋上からの雨漏り
・改修後施工内容
ウレタン樹脂防水

お客様のお悩み

築40年の大阪市西区のビルの屋上。弊社の営業がお悩みをお聞かせいただき今回、防水工事をさせていただきました。コチラのビルは築40年になりますが、その間に何度も雨漏りに悩まされ、屋上の防水工事を業者に依頼していたとのことでした。雨漏りしているお部屋を確認させていただいたところ雨漏りで天井が抜け落ちてしまっているという状態でした。

雨漏りの原因

現状の屋上の状態を拝見させていただくと、雨漏りの原因は屋上床部分の劣化と、何度も行っている雨漏り補修が一時しのぎにしかならない防水工事をおこなっていたからでした。ジョイント部分のコーキング材はボロボロで、防水膜のひび割れ・破損は無数にありました。以前の雨漏り修理はとても専門の業者が施工したようには見えませんでした。一時しのぎの防水工事は結局長持ちすることはありません。この物件でも、既存の防水層に使われている材料はとても防水工事専門の業者が使う防水剤ではありませんでした。

防水工事の工程

ケレン処理

まずは下地調整でケレン作業を行っております。既存の防水層の膨らみなどを削り落とすことで、滑らかなに仕上がります。

目地処理

既存の目地部分の防水剤を撤去したため、目地処理をおこなっています。

プライマー塗布

プライマーを屋上全体に塗っていきます。プライマーを塗ることで膜を作り、防水剤を染み込ませないようにする効果と防水剤の接着を良くする効果があります。

通気シート施工

通気緩衝シートを張っていきます。屋上床部は雨漏りしていたということもあり、水分を吸いこんでいます。防水工事で水分の逃げ場がなくなってしまうと新しい防水膜はまた膨らんでしまい、雨漏りの原因になる場合もあります。通気緩衝シートで蒸気を通す必要があります。

通気シートの溶着

通気シートの繋ぎ目をガスバーナーで溶着しています。

目地テープ貼り

通気シートの繋ぎ目に目地テープを張っています。

脱気層設置

脱気層を設置しています。樹脂系などの防水剤を使用する場合は蒸気の逃げ道を作る為に必要です。蒸気の逃げ場がなければ、防水膜の膨らみの原因になります。

ウレタン樹脂塗布

メッシュクロスを張ってその上からウレタン樹脂を塗っています。立ち上がり部分は防水層が割れやすい為、メッシュクロスで補強しています。

改修ドレン設置

 

改修ドレンを設置しました。

ウレタン樹脂1回目

ウレタン樹脂の塗装1層目、パラペット部の施工中です。

ウレタン塗膜1層目完成

ウレタン樹脂の塗装1層目、完成です。

ウレタン2層目

ウレタン樹脂の塗装2回目です。

トップコート塗布

トップコートを塗っています。紫外線から保護する仕上げ塗料です。

防水工事後

屋上の防水工事、施工完了です。

工事完了後のお声

工事完了後、お客様からは「ガタガタでボロボロだったのが、キレイになって嬉しい」とありがたいお声をいただきました。

最後に改修用ドレンに風船をつけて水を出しっぱなしにし、プールみたいな状態にして雨漏りがないかのチェックを行いました。大阪で雨漏りによる防水工事をお考えなら、アルファサービスまでご相談ください。

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